書くネタがないので最近読んだ本とその感想を書いておこう
貴志祐介5年ぶりの新作。1000年後の日本を舞台としたSFです。多少強引な展開はあるが、一度読み出すと2日くらいで読みきってしまう読者を引き込む世界観と筆力は圧巻。間違いなく今年読んでおきたい1冊に数えられる。
http://shop.kodansha.jp/bc/books/topics/newworld/keyword.html
あと狐火の家も今日かった
ばいばい、アース 1 理由の少女 (角川文庫 う 20-1)
posted with amazlet at 08.04.23
世界で唯一の少女ベルは、＜唸る剣＞を抱き、闘いと探索の旅に出る。友達にすすめられたので読んでみたが、独特の文体なので、好き嫌いが分かれるところ。2巻はパスかなぁ。情景描写などが読んでて全然頭に入ってこないんだよなぁ。これが筆力不足によるものなのかはわからないけど。
Googleを支える技術 ~巨大システムの内側の世界 (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)
posted with amazlet at 08.04.23
普段何気なくつかっているGoogleを論文やWeb文章などから、実際どのような技術が使われていて動作しているものかを読み解く。技術的にはすごいおもしろかったけど想像の範疇かなぁ。理論上できることを愚直に積み上げてる感じ。もちろんこれだけじゃないんだろうけど。けどGoogleに入社してしまうと、このGoogleのインフラやシステムが使用できなくなるのが嫌で退職できないんじゃないかなw
主にL2,L3スイッチまわりのネットワークの冗長化などについて詳しく書かれている本。LVSなんかを使う時には兼ねて参照するといいかも。DSRがどのように動作するかなどが図解で分かりやすく書かれている。おすすめ。
